突然ですが適応障害という病気を知っていますか?
精神病であることはわかるけど、
うつ病とどう違うの?と思う人もいるかもしれません。
実際に私も自分が適応障害になるまで、
ざっくりいうと
・適応障害→特定の「理由」があって精神を病む病気で、
・うつ病→特定の「理由」はない場合が多く、
といった違いがあります。
詳しい違いを知りたい方はこのサイトの説明がわかりやすかったので、貼っておきます。
例えば就職して1年目で会社と合わず、
辞める人や私のように休職する人は多いかもしれません。
しかし、会社にある程度慣れた社会人2年目で休職するパターンは
そこで社会人2年目の私が適応障害で休職した話を
ざっくりお話し
どうして適応障害になったのか?
適応障害と診断され休職した今に至るまでの大まかな流れ
私は2020年7月に"適応障害"と診断されました。
適応障害の原因は「仕事における業務量過多」です。
仕事が病気の原因のため、お医者さんからは2ヶ月の休職が好まし
そして現在は仕事を休職しています。
休職してからは「仕事」
今はこうしてブログを書けるくらい元気です。
どうして「業務量過多」になってしまったのか?
社会人2年目にして仕事が増えた理由
仕事はメーカーの営業をしていました。
社員が800名程度いるそこそこ大きい消費財メーカーです。
1〜2年目の仕事の流れとして
1年目上期→先輩と同行して営業のイロハを覚える
1年目下期→5社ほど担当先をもち、営業デビュー
2年目以降→20社ほど担当先をもち、本格的に営業スタート
という感じで営業のステップを踏んでいきます。
上記の流れのように私も2年目の4月から担当先が増え、25社を
4月はわからないことも出てきて、あたふたしていましたが、
GW明けには落ち着いて仕事ができるようになりました。
2年目で25社は多い方だったので、
それでも19時過ぎには帰れていたので、
しかし、7月から転勤する人がいた関係で担当先がさらに増えまし
増えると言っても1社だったのですが、会社の中でナンバー5に入
実質10社分増えたような感じです。
ベテランでも35社を担当することは稀なので、周りは結構心配してくれていました。
実際に帰る時間も20〜21時になり、仕事量が増えたなぁとは感じていました。
でも仕事量は多いけど、
実際に適応障害と診断されるまで
「仕事を辞めたい」と思うことは一度もありませんでした。
おかしな話ですが本当の話です。
その理由はこれからお話ししていきます。
適応障害と診断されるまで「仕事を辞めたい」と思わなかった理由
適応障害になってしまうまで、仕事量が多かったのに、
仕事と辞めたいと思わなかったというのは今考えるとおかしいなと思います。
しかし当時はまだまだできると思っていました。
今思い返すと仕事を辞めたいと思わなかった理由は大きく2つだと
仕事が好きだったから
仕事が好きってなんだか変態みたいですよね。
単に好きといっても「会社に人生の全てを捧げたい」レベルではありません。
漠然と会社の商品が好きでしたし、
それを売る営業の仕事にやりがいを感じていました。
実際に今の会社は就活で第一志望でした。
私は大学で生物を専攻していたのですが、今の会社は研究室で使う消耗品も扱っており、
その商品たちは使い勝手が良く大好きでした。
入社してからは大好きな商品に囲まれていることだけで、
毎日幸せだなぁと感じていました。
もちろん仕事なので楽しいことばかりではありません。
商品の納期遅れや異物の混入など、
しかし、私の担当先は優しいお客さんばかりだったので、
理不尽に怒ったりする人はいませんでした。
女性の営業ということで、少し気を遣っていてくれたのかもしれません。
キツめに言われることもありましたが、
仕事だと割り切って気にしないようにしていました。
職場環境がよかったから
今の会社を選んだ1番の理由は先程お話しした通り、
「商品が好きだったから」ですが、2番目の理由に
「社風が好きだったから」があります。
今の会社でしか働いたことがないので、
社風はかなり穏やかだと思います。
入社してから私自身上司に怒鳴られたり、
今の時代当たり前かもしれませんが、
社内もかなり穏やかな雰囲気でした。
1時間に1回は誰かが面白いことを言って、
また父親と年が近い上司が多かったため、
1日1回は誰かからお菓子をもらって、
とは言え多くの人と関わって仕事をするので、「
これがほんとうに苦手な人は全くいなかったんです。
今まで学校やサークルで少なからず人間関係で悩んでいたので、
社会人になって驚きました。
営業という仕事柄、
全くストレスを感じることはありませんでした。
精神科の病院に行ったきっかけ
今までの話だと「どうやって適応障害ってわかったの?」
精神科の病院に行くまでに1つ事件がありました。
7月の中旬に朝仕事に行こうと起きたら、
久しぶりに母親の前で大号泣しました。
そのときはじめて「仕事がしんどかったのかもしれない」
それでも仕事が溜まっていたので、今日休むわけにはいかないと
泣きながら化粧をして身支度をしました。
しかし1時間経っても涙は止まりませんでした。
結局その日は会社を休むことにしました。
上司に事情を話したら、
「仕事はやっておくから気にせずに、
と言われました。
自分で言うのも何ですが、理解のある良い上司ですよね。
この事件がきっかけで精神科に行くことになりました。
これからのこと
「これからのことはあまり考えずに今は休養に専念してください」
お医者さんからこう言われているので、
できるだけこれからのことは考えないようにしています。
とは言うもののどうしても考えてしまいますよね。
一番いいのは復職できることだと思います。
しかし仕事が原因で適応障害になったため、復職するとしても
「業務量の少ない部署に異動する」など、何かしらの変化が必要になると思います。
会社がどのくらい配慮してくれるのか、
お医者さんから「会社との連絡は必要最低限に」
お医者さんのOKが出てからその辺のやり取りを会社とする流れに
これからのことはもちろん不安ですが、